フォン・シューベルト マキシミン・グリュンホイザー・アプツブルク・リースリング・アウスレーゼ・トロッケン 2002

2016.10.10.Mon.06:26
ワインというのは飲み頃を見極めるのがムズカシイもので・・・。

そろそろ飲まないとダメかな、、、
と思っていたワインを開ける事にしました。

DSC06618-16.jpg
「フォン・シューベルト マキシミン・グリュンホイザー・アプツブルク・リースリング・アウスレーゼ・トロッケン 2002」

久々のドイツワインです。
糖度が高く、極甘口が多いアウスレーゼですが、、、これはトロッケン(辛口)仕様。
珍しさで思わず買ってしまいました(^-^;

ボトルの外見もカビっぽく、コルクの上部もカビだらけ。
保管環境がよかったのか、それとも放置されていたのかはわかりませんが・・・。

色は見事な琥珀色。粘性も高い。
アプリコット、マンゴー系のトロピカルフルーツ、蜂蜜。
酸もしっかりと残っていますが、、、、
熟成も後半に来ている状態で、芯がやや抜け落ちてしまっていますね。

たしかに全体として甘めですが、後味はスッキリ。
熟成したアウスレーゼ・トロッケンを堪能しました(*^-^*)

16.5/20

ベルンハルト・フーバー マルターディンガー・シュペートブルグンダー 2006

2015.09.26.Sat.14:55
怒涛のドイツワイン3連発。

「ベルンハルト・フーバー マルターディンガー・シュペートブルグンダー 2006」。
つい先日、このワインの2012を飲みました。(記事はコチラ

DSC05403-14.jpg

よく考えたら、このブログで同じワインのヴィンテージ違いが登場するのは初めてですね。
ここのところずっと、銘柄バリエーション重視で飲んでいたからでしょうか(^-^;

生産者:ベルンハルト・フーバー
銘柄:マルターディンガー・シュペートブルグンダー 2006
格付:Q.b.A
品種:シュペートブルグンダー(ピノ・ノワール)100%
インポーター:ヘレンベルガー・ホーフ
開栓年:2015年
DSC05449-14.jpg

色は熟成を帯びた暗めのガーネット。
2012と同様に紅茶の香りはするものの前よりも焦げたニュアンス。

最初は苦味を感じたのですが、時間が経つとイガイガさはなくなりました。
タンニンと酸が溶け込み、飲み頃を迎えつつありますね。

全体として柔軟さとは真逆の、ドライな険しさ、を感じます。
ドイツの風土ですかね。

いずれにしても熟成を経て、とても美味しくなっています(*^-^*)

17/20
※個人の嗜好による採点です。

DSC05404-14.jpg
ベルンハルト・フーバー マルターディンガー・シュペートブルグンダー 2006
Weingut Bernhard Huber Malterdinger Spatburgunder 2006

ゲオルグ・ブロイヤー エステート・ラウエンタール・リースリング 2011

2015.09.22.Tue.13:52
前回に続き、ドイツです。
今回はドイツ定番の品種、リースリング。

「ゲオルグ・ブロイヤー エステート・ラウエンタール・リースリング 2011」。

ゲオルグ・ブロイヤーは1880年創業。本拠地はラインガウ。
前当主のベルンハルト・ブロイヤーは、このワイナリーを有名にしましたが、2004年5月に死去。
現在は娘のテレーズ・ブロイヤーが後を継いでいます。

DSC05417-13.jpg

ドイツワインと言えば細長いボトル。
細いゆえにセラーの場所をとらないのは有難いです(*^-^*)
たまに高さがありすぎて入らないことがありますが。

生産者:ゲオルグ・ブロイヤー
銘柄:ラウエンタール・リースリング 2011
格付:Q.b.A
品種:リースリング100%
インポーター:ヘレンベルガー・ホーフ
開栓年:2015年
DSC05444-13.jpg

リースリングに特徴的なぺトロール香。
レモン、グレープフルーツのキリリとしたシャープな酸。
わずかに微炭酸を残していて、まるでレモンスカッシュ。
後味はオイリーさも残しながらフレッシュ。

夏の夜にはピッタリでさわやかワインですね(*^-^*)

実はこのワイン、現地で買えば2,000円もしませんが、日本国内だと3,000円台。
他に手に入れようがないので仕方がないのですが、元値を知るとちょっと興ざめですね(^-^;

とはいえ、価格差など気にならないほどおいしい白ワインでした(*´▽`*)

17/20
※個人の嗜好による採点です。

DSC05418-13.jpg
ゲオルグ・ブロイヤー エステート・ラウエンタール・リースリング 2011
Georg Breuer Rauenthal Estate Riesling Trocken 2011

フリードリッヒ・ベッカー シュペートブルグンダー"B" 2011

2015.09.19.Sat.08:32
南アフリカと並んでマイブームのドイツ。
といってもリースリングではなく、ピノ・ノワール。

今回は、先日飲んだベルンハルト・フーバーと並ぶトップ生産者。
「フリードリッヒ・ベッカー シュペートブルグンダー"B" 2011」。

フリードリッヒ・ベッカーは300年の歴史を誇るブドウ農家のベッカー家の7代目。
ドイツのワイン誌ゴーミヨでも過去に8回、最優秀赤ワイン生産者賞を受賞。

このワイナリーの面白い所は、国境にあるところです。
畑の65%はフランス、35%はドイツにあります。
フランスにあっても特例でドイツワインとして認められている珍しい例です。

DSC05420-11.jpg

ベッカーの面白いエピソードはこのイソップ寓話をモチーフにした「キツネと葡萄」のラベルでしょう。

キツネが、たわわに実ったおいしそうなぶどうを見つける。
食べようとして跳び上がるが、ぶどうはみな高い所にあり、届かない。
何度跳んでも届かず、キツネは怒りと悔しさで、「どうせこんなぶどうは、すっぱくてまずいだろう。
誰が食べてやるものか。」と捨て台詞を残して去る。
~wikipedia「すっぱい葡萄」より

この物語は「負け惜しみ」の物語です。

ドイツは伝統的に甘口白ワインの銘醸地です。
したがって酸味の強くすっぱいシュペートブルングンダー(ピノ・ノワール)に情熱を燃やすベッカーは、周りから理解されませんでした。
しかしながら、その後、ベッカーはそのすっぱい葡萄でドイツを代表する赤ワイン生産者となります。
その時の話にちなんでこのラベルを採用しています。
ちょっとした皮肉も込めているんでしょうね。

なお、"B"という記号が記載されていますが、これは「ベルクトラッセン(急斜面)」を意味しています。
ドイツでは太陽が真上まで登らず、急斜面に植えられた葡萄は、日照の恩恵によりあずかることができます。
したがって葡萄の生育に大きく影響します。

生産者:フリードリッヒ・ベッカー
銘柄:シュペートブルグンダー"B" 2011
格付:Q.b.A
品種:シュペートブルグンダー(ピノ・ノワール)100%
インポーター:ヘレンベルガー・ホーフ
開栓年:2015年
DSC05432-11.jpg

甘露なフランボワーズにダージリンの香り。
樽のオークの香りも。
ちなみに全体の3分の2はベッカー氏所有の森のオークを使用。

味わいはジューシーな赤い果実と酸の調和がとれていてなかなかエレガント。
といっても華やかというよりも堅実なスタイル。

このクラスとしては価格高騰しているブルゴーニュより少しお得なのでは。

16.5/20
※個人の嗜好による採点です。

DSC05421-11.jpg
フリードリッヒ・ベッカー シュペートブルグンダー"B" 2011
Weingut Friedrich Becker B Spatburgunder Trocken 2011

ベルンハルト・フーバー マルターディンガー・シュペートブルグンダー 2012

2015.09.04.Fri.08:07
南アフリカのお次は再びヨーロッパへ。
リースリングで有名なドイツです。
このブログでは初登場の国ですね。

「ベルンハルト・フーバー マルターディンガー・シュペートブルグンダー 2012」。

リースリングでもなく、そもそも白ワインではなく、赤ワインです。
ドイツの赤ワインはなかなか珍しいですね。
品種はシュペートブルグンダー。

聞きなれない名称ですが、フランスでいうところのピノ・ノワールです。

今回のベルンハルト・フーバーは、ドイツでも1,2を争うピノ・ノワール生産者です。
2008年にはドイツワイン専門誌のゴーミヨで最優秀醸造家賞を受賞。

DSC05353-8.jpg

今回のボトルは、フランスでいうところの村名格に当たります。
マルターディンゲンという村ですね。

この村にピノ・ノワールが植えられたのは約700年前。
フランスが本拠のシトー派の修道士がシャンボール・ミュジニーに似ているという理由で植えたそうです。
その後、ドイツワインは甘口の白ワインが主流になり、この地は忘れられた地となります。

フーバー氏は、13世紀の古文書を読み、マルターディンゲンがピノ・ノワールの名産地だったことを知ります。
そこで1987年には共同組合を脱退し、この地でピノ・ノワール造りを始めました。

そして20年以上の歳月をかけて、ドイツ屈指のピノ・ノワール生産者の評価を得ました。

ところが、フーバー氏は2014年6月11日に癌で亡くなりました。享年55歳。
早すぎる死でしたが、現在はご子息のユリアンが後を継ぐようです。

生産者:ベルンハルト・フーバー
銘柄:マルターディンガー・シュペートブルグンダー 2012
格付:Q.b.A
品種:シュペートブルグンダー(ピノ・ノワール)100%
インポーター:ヘレンベルガー・ホーフ
開栓年:2015年
DSC05367-8.jpg

色は紫がかったルビー色。
香りはオレンジのような柑橘系に芳香な紅茶のフレーヴァー。

果実味は充実しているものの全体的に固い印象。
酸も強めでまだ飲むには少し早いですね。

しかしながら、全体的な造りは素晴らしい。
新世界的な甘さは全くなく、芯のしっかりとした堅牢な造り。
ブルゴーニュと方向性は近く、ブルピノ好きは納得するのでは。

ただお値段はブルゴーニュの中堅どころと同等ですけどね(^-^;
品質を考えればお得感はあるかもしれません。

16.5/20
※個人の嗜好による採点です。

DSC05354-8.jpg
ベルンハルト・フーバー マルターディンガー・シュペートブルグンダー 2012
Weingut Bernhard Huber Malterdinger Spatburgunder 2012