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フリードリッヒ・ベッカー シュペートブルグンダー"B" 2011

2015.09.19.Sat.08:32
南アフリカと並んでマイブームのドイツ。
といってもリースリングではなく、ピノ・ノワール。

今回は、先日飲んだベルンハルト・フーバーと並ぶトップ生産者。
「フリードリッヒ・ベッカー シュペートブルグンダー"B" 2011」。

フリードリッヒ・ベッカーは300年の歴史を誇るブドウ農家のベッカー家の7代目。
ドイツのワイン誌ゴーミヨでも過去に8回、最優秀赤ワイン生産者賞を受賞。

このワイナリーの面白い所は、国境にあるところです。
畑の65%はフランス、35%はドイツにあります。
フランスにあっても特例でドイツワインとして認められている珍しい例です。

DSC05420-11.jpg

ベッカーの面白いエピソードはこのイソップ寓話をモチーフにした「キツネと葡萄」のラベルでしょう。

キツネが、たわわに実ったおいしそうなぶどうを見つける。
食べようとして跳び上がるが、ぶどうはみな高い所にあり、届かない。
何度跳んでも届かず、キツネは怒りと悔しさで、「どうせこんなぶどうは、すっぱくてまずいだろう。
誰が食べてやるものか。」と捨て台詞を残して去る。
~wikipedia「すっぱい葡萄」より

この物語は「負け惜しみ」の物語です。

ドイツは伝統的に甘口白ワインの銘醸地です。
したがって酸味の強くすっぱいシュペートブルングンダー(ピノ・ノワール)に情熱を燃やすベッカーは、周りから理解されませんでした。
しかしながら、その後、ベッカーはそのすっぱい葡萄でドイツを代表する赤ワイン生産者となります。
その時の話にちなんでこのラベルを採用しています。
ちょっとした皮肉も込めているんでしょうね。

なお、"B"という記号が記載されていますが、これは「ベルクトラッセン(急斜面)」を意味しています。
ドイツでは太陽が真上まで登らず、急斜面に植えられた葡萄は、日照の恩恵によりあずかることができます。
したがって葡萄の生育に大きく影響します。

生産者:フリードリッヒ・ベッカー
銘柄:シュペートブルグンダー"B" 2011
格付:Q.b.A
品種:シュペートブルグンダー(ピノ・ノワール)100%
インポーター:ヘレンベルガー・ホーフ
開栓年:2015年
DSC05432-11.jpg

甘露なフランボワーズにダージリンの香り。
樽のオークの香りも。
ちなみに全体の3分の2はベッカー氏所有の森のオークを使用。

味わいはジューシーな赤い果実と酸の調和がとれていてなかなかエレガント。
といっても華やかというよりも堅実なスタイル。

このクラスとしては価格高騰しているブルゴーニュより少しお得なのでは。

16.5/20
※個人の嗜好による採点です。

DSC05421-11.jpg
フリードリッヒ・ベッカー シュペートブルグンダー"B" 2011
Weingut Friedrich Becker B Spatburgunder Trocken 2011

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